当院のリハビリは、①運動器リハビリテーション と ②機器による物理療法 の2種類があります。医師の指示のもと、患者様に適したリハビリを提供します。
運動器とは、骨、筋肉、関節、神経などの総称です。
運動器のリハビリテーションは、骨折、関節リウマチ、骨粗鬆症、変形性関節症のような関節が悪くなった状態、頚椎や腰椎が悪くなった脊椎疾患、スポーツによる障がい、また最も頻度が高い腰痛や肩こりなど、運動器が障がいされたときに行い、低下した筋力や関節の動きの改善を図り、立ち上がり、歩行、階段などの日常生活動作の獲得や、機能を回復し職場復帰などの社会活動ができるようにすることです。また、高度な能力が要求されるスポーツ活動への復帰を目指して行なわれることもあります。
理学療法士と1対1で治療を行います。当院では基本的に予約制となり、週1~2回の頻度でお越しいただきます。治療は20分程のお時間をいただき、まずは痛みや機能制限の原因を特定するための評価を行います。そして、そこから得られた情報をもとに目標を定め、治療を実践していきます。
治療手技としては徒手療法(関節モビライゼーション、筋膜マニピュレーション、軟部組織モビライゼーション、ストレッチなど)や運動療法(PNF、筋力トレーニング、協調性訓練など)があります。これら手技の目的は、原因となっている組織に変化を与え、機能を最大限に回復させることにありますが、きちんとした適切な技術でないと治療効果は望めません。
当院では認定徒手理学療法士(日本理学療法士協会認定)が在籍しており、正確な知識・技術が常に提供できるよう、日々研鑽を重ねています。
国家資格で、一言でいうならば動作の専門家です。
寝返る・起き上がる・立ち上がる・歩くなどの日常生活で基本となる動作の改善を目指します。また関節可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減など運動機能に直接働きかける治療法から、動作練習・歩行練習などの能力向上を目指す治療法まで、動作改善に必要な技術を用いて日常生活の自立を支援する専門職です。
※予約に空きがあれば当日でもリハビリを受けられる場合があります
※ご質問等ございましたらお気軽にお問合せ下さい。(当院リハビリ専用電話:0798-70-5506)
物理療法とは、電気や光線や超音波、温熱などの物理的なエネルギーを利用し、生体を治療するものです。循環の改善や痛みの緩和、柔軟性の向上を目的として、患者様の症状に応じた治療機器を取り揃えております。
一般的な電気治療は皮膚表面から浅い部分が主でしたが、本治療器はSSP(低周波通電)にMF(中周波電流)を重ね合わせることで、生体のより深部まで通電します。それにより深層筋のマッサージ効果を生み出し、循環改善・痛みの緩和をもたらします。
水圧でマッサージをすることでマッサージチェアのような過剰な刺激がなく、心地よい刺激を与えることができます。「メディカルモード」という治療プログラムがあり、人が ”心地よい”と感じて効率よく筋肉が緩むポイントを追求した治療器です。6つのノズルがあり、一人一人の身体に合わせた動きで全身の緊張を和らげます。また、足部をホールドするエアバックによって、脚全体を効率よくマッサージすることが可能です。
頸椎、腰椎牽引の作用としては椎間板の負担を軽減し、筋肉や靭帯にマッサージ様効果があり、その結果、神経に対して も負担が軽減され局所の循環を改善し筋肉のコリも軽減します。
腰椎牽引では腰臀部の筋をリラックスさせ、股関節と膝関節とを十分に屈曲させる前屈位姿勢での牽引を行えます。
頚椎を上部・中部・下部に分けて、引っ張る角度を変えながら原因となる部位をピンポイントに牽引します。
身体にマイクロ波(電磁波)を照射することで、身体の中の水分子に摩擦が生じ、これが熱エネルギーとなります。身体の深部まで加温できるため、筋肉の血流改善による痛みの緩和に高い効果があります。
70度の湯で加温したパックを患部に当て温熱治療を行います。こちらも血流の増大による痛みの緩和に効果があり、適応疾患は打撲捻挫・リウマチ・変形性関節症・神経痛・筋肉痛・腰痛・血行障害などです。
毎秒100万回~300万回の振動を体内に投入し、温熱およびマッサージ効果により、痛みの軽減や新陳代謝促進を行います。様々な整形外科疾患の痛みに対して高い効果が期待できます。また、筋肉・腱・靭帯など損傷を受けた組織に対して、低出力パルス超音波を用いることで、組織の治癒を促進する効果があります。
もうり整形外科
診 療 時 間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9:00 ~ 12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
15:30 ~ 18:30 | ● | ● | ━ | ● | ● | ━ |