自己免疫疾患の一種で、主に手足の関節が腫れたり痛んだりする病気です。 原因不明の免疫異常によって、関節に腫れや炎症がみられるようになります。放置していると、時間とともに関節の破壊、変形が進行して、日常生活に大きな支障が生じるようになります。関節リウマチは40~50歳代に発症することが多く、男女比が1:4~5と女性に多い疾患です。
主な症状は、朝の関節のこわばり、関節腫脹、疼痛で、時間経過とともに変形をきたします。腫脹や疼痛などの症状は、左右対称に生じやすいと言われますが、1つの関節だけに生じることもあります。また全身症状として微熱・倦怠感・食欲不振などが現れることもあります。原因の思い当たらない、がんこな関節痛や腫脹などでお悩みの方はご相談ください。
血液検査、画像検査(X線撮影、超音波)などで、それらの結果を総合的に判断します。
関節リウマチの診断が確定すると、速やかに治療を行います。現在はさまざまな治療薬が開発され、関節破壊の進行を制御しやすくなっています。
使用する薬物は、メトトレキサートを中心に関節破壊の抑制作用に優れる生物学的製剤、JAK阻害薬などを使用します。その他、従来使用されているステロイド、抗リウマチ薬も、薬の副作用や体調、持病などを考慮し使用します。
上記のような薬物治療以外には、関節の機能障害を抑えるリハビリテーションも併せて提案させていただきます。他院で投薬治療を受けているが、なかなかリハビリができない。体の痛みや関節の固さが原因で、日常動作がしづらいなどでお悩みの方はぜひご相談ください。
もうり整形外科
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